2024年7月13日
【2024年】おすすめイヤホン12選!!
有線、ワイヤレス、カナル型、インイヤー型…イヤホンにはいろんな種類のものがあります。そこでイヤホンの選び方のポイントやおすすめのモデルを紹介しますので、良ければ選ぶ時の参考にしてくだだい。
イヤホンを選ぶ時のポイント
これからイヤホンを選ぶときに見ておくところを紹介していきます。
接続方法
イヤホンの接続方法には、有線接続とBluetoothによるワイヤレス接続があります。
ワイヤレス接続のイヤホンにも2つの種類があり、左右のユニットがケーブルやバンドでつながっている左右一体型と、それぞれが完全に分離している左右独立型の2種類があります。
有線接続
有線接続は、昔ながらの接続方式です。音楽プレイヤーと左右のイヤホンをケーブルでつなぎますので、音の遅延や音質の劣化が起こりにくいのが特長です。
手頃な価格のものが多く、コストパフォーマンスに優れたモデルが多数あります。デメリットとしては、ケーブルが邪魔になることや、ケーブルが接触不良や断線を起こしやすい傾向があることです。
また、スマートフォンで使う場合には、接続端子にUSB Type-Cやライトニングが使われていることもあるため、購入前にプラグの形状を確認しておきましょう。
ワイヤレス接続(左右一体型)
ワイヤレス接続(左右一体型)は左右のイヤホンが短めのケーブルでつながれており、ケーブルの途中にリモコンやマイクを兼ねた小さな受信ユニットが取りつけられています。
この受信機と音楽プレイヤーのあいだを、Bluetoothを使って音声データを送受信する仕組みです。
音楽プレイヤーとケーブルで接続する必要がないため、体を動かしてもストレスがありませんし、使わないときはそのまま首にかけておけるので、使い勝手も上々です。
また、首にかける部分に樹脂や形状記憶素材などを使ってホールド性を高めた「ネックバンド型」もあります。
なお、ワイヤレス型は充電切れになってしまうと使えない点がデメリットです。
完全ワイヤレス接続(左右独立型)
完全ワイヤレス接続(左右独立型)は、左右それぞれのイヤホンでBluetoothの信号を受信するため、ケーブルが一切なく「完全ワイヤレス型」とも呼ばれています。
軽量でコンパクトなので、移動中はもちろん、スポーツをしている最中でも使えるのが特長です。
また、ほとんどの製品は充電器を兼ねたケースが付属しており、ケースにしまっておくだけで充電が可能です。
装着方法
イヤホンには、「カナル型」「インイヤー型」「オープンイヤー型」の3種類に分かれています。
それぞれに装着感が大きく異なりますし、遮音性や音の聞こえ方にも違いがあります。
どのタイプが優れているかということではなく、用途と好みで選ぶのが良いです。
カナル型
カナル型は、耳栓をつけるように、耳の穴の奥まで差し込むタイプです。
密閉性が高いので音漏れが少なく、遮音性にも優れているため、外部から入る音を抑えられます。
そのため、小さな音量でもしっかり聞き取ることができますし、重低音の表現にも強さを発揮してくれます。
また、耳の中に差し込むイヤーピース部分は、交換が可能です。大きさや硬さなどのバリエーションが用意されており、これを付け替えることで耳とのフィット感をさらに高めることができます。
ただし、密閉性・遮音性の高さにより、周囲の音を聞こえにくくしてしまうので、交通量の多い場所などは十分注意が必要です。
インイヤー型
インイヤー型は、耳の穴の入り口付近に引っ掛けるように装着するタイプです。カナル型のように耳の中に差し込まないため圧迫感が少なく、長時間使っても疲れません。
また、周囲の音も聞きやすいので、街中や雑踏でも安心して使うことができるでしょう。反面、音漏れがしやすいので、ボリュームの設定には注意が必要です。
電車やバスなどの車内、図書館や美術館といった静かな環境では、十分音量に注意してください。
オープンイヤー型
オープンイヤー型は、名前の通り耳をふさがないタイプのイヤホンです。
物理的に耳の中にイヤホンを入れない製品デザインのため、従来のカナル型イヤホンのような耳の中の蒸れやイヤーチップの圧迫による物理的な耳への負担を軽減できます。
また、耳をふさがないため遮音性は低いですがその代わり、装着したまま会話や家事、運動をする時も、ながら聴きを楽しむことができます。
この装着方法の中で、一番音漏れが激しいので電車やバスなどの車内、図書館や美術館といった静かな環境では、十分音量に注意してください。
ノイズキャンセリング機能
内蔵されたマイクで周囲の音を拾い、逆位相の音をぶつけることで周囲の音を低減させる仕組みが、ノイズキャンセリング機能です。
電車やバス、飛行機の中など、周囲のノイズが気になる場所でゆっくり音楽を楽しむためには、不可欠な機能でしょう。
どれほどのノイズ抑制効果があるのかは、メーカーとモデルによってさまざまです。中には、キャンセリングレベルを調整できるモデルもあります。
ハイレゾ
最近のユーザーの好みとして、音質の良さを求める傾向が見られます。そんな方にぜひおすすめしたいのが、このハイレゾ対応モデルです。
ハイレゾとは「ハイレゾリューションオーディオ(High-Resolution Audio)」の略称で、CDの約6倍もの情報量を持つ高品質の音源データを指します。
ハイレゾ対応のイヤホンは、音質の劣化や遅延の少ない有線タイプが主流です。ですが、ワイヤレスモデルも作られていますので、パッケージに「ハイレゾ対応」のロゴがあるかどうかを確認しましょう。
また、当然のことではありますが、音楽プレイヤーもハイレゾに対応している必要があります。まずは音楽プレイヤーが対応しているかどうかを確認してください。
ドライバーユニットの種類
イヤホンは、音楽プレイヤーから送られてくるオーディオ信号を、本体内部の「ドライバーユニット」で物理的な振動に変換し、音を鳴らしています。
このドライバーユニットには、「ダイナミック型」と「バランスドアーマチュア型」、さらに両者を組み合わせた「ハイブリッド型」があり、それぞれに得意な音域や音質の特長に違いがあります。
これらの違いを知っておくことで、好みの音質を持ったイヤホンを絞り込むことが可能です。
ダイナミック型
ダイナミック型は、オーディオ信号をコイルに流して薄い振動板を振動させ、それを音として出力する方法です。
出力方式としてはオーソドックスなもので、低価格モデルから高価なモデルまで、イヤホンにもヘッドホンにも幅広く使われています。
音質の特長としては低音の再現に強く、迫力あるサウンドを再生できます。ドライバーユニットは大きいほうがパワフルな音を楽しめますが、最近では音質を保ちながら小型化を実現しています。
バランスドアーマチュア型
バランスドアーマチュア型(BA型)は、オーディオ信号をコイルに流すところまではダイナミック型と同じですが、振動板ではなくアーマチュアと呼ばれる小さな鉄板を振動させ、その振動をさらに振動板に伝えて音として出力します。
バランスドアーマチュア型は、中音域から高音域にかけてのサウンドがクリアです。
また、ドライバーユニットを小型化しやすい構造なので、カナル型のイヤホンに多く採用されています。コストが高いため高額になりがちですが、その音響特性から、業務用のモニターヘッドホンにも使われています。
ハイブリッド型
ハイブリッド型は、ダイナミック型とバランスドアーマチュア型を融合し、長所を組み合わせたタイプです。
迫力ある低音とクリアな中高音、優れた再現性などを併せ持つ、まさにハイブリッドなイヤホンといえます。
ですが、2種類のドライバーユニットを搭載しているため大型になってしまいやすく、サウンドチューニングによっては、音のバランスが崩れやすい欠点も。
そのため、ハイブリッド型を選ぶ際には、音質やバランスについての口コミを調べたり、実際に試聴したりしてから購入するのがおすすめです。
防水・防滴機能
新品のイヤホンが、ジョギングやスポーツの最中に雨や汗で濡れて故障してしまうケースもあります。こうした事態を避けるには、防水・防滴機能を備えたイヤホンが必要です。
イヤホンの防水性をチェックするには、防塵・防水性能を表す「IP規格」の数字が目安になります。例えば、「IP68」のような数値で表示されており、最後の一桁の数字が大きいほど、防水性能が高いことを示します。
6であれば、多少の雨や汗には耐えられるレベルですし、7であればつけたままシャワーもOKです。8ともなれば完全防水仕様で、プールでの使用にも耐えられます。
なお、IP規格はあくまでも防水レベルの目安であって、防水性能を保証するものではありません。ですから、たとえ防水モデルであっても、イヤホンの劣化や使用状況によっては、十分な防水性を発揮できないことは覚えておいてください。
その他の機能
イヤホンには、音声出力以外にも便利な機能が搭載されています。
例えば、マイク付きのイヤホンであれば、電話がかかってきてもすぐに応答し、ハンズフリーで会話ができますからとても便利です。
また、リモコン付きのモデルであれば、早送りなどを行いたいときに、直接音楽プレイヤーから操作する必要はなくなります。
有線接続のイヤホンの中にはケーブルを取り外しできるものがあり、ケーブルが切断されてもケーブルを変えることができ、ケーブルを変えることで音質の変化や向上を図ることができます。
イヤホンのおすすめ12選
有線イヤホン
JBL TUNE310C USB Type-C
ドライバー | 9mmダイナミックドライバー |
プラグ形状 | USB-C |
コード長 | 1.2m |
リモコン | 〇 |
TUNE310Cは、低音に特化したリーズナブルな有線イヤホンです。
ドラムやベースをよく聞きたいという人にとてもお勧めなイヤホンとなっています。
このイヤホンのプラグはUSB typeCとなっており、イヤホンジャックがさせないスマホやゲーム機などに変換器なしで使えます。
JVC HA-FX6
ドライバー | 9.2mmダイナミックドライバー |
プラグ形状 | 3.5mmストレート型ステレオミニプラグ |
コード長 | 1.2m |
リモコン | × |
約3.3gと軽量で、長時間装着しても疲れにくい有線イヤホン。9.2mmのドライバーを搭載しており、コンパクトながら迫力のあるサウンドを楽しめます。
また、XSを含む3種類のイヤーピースを同梱しているので、小さな耳にもフィットしやすいのがポイント。メタリック仕上げのシックなデザインと、6色のカラーバリエーションも魅力です。
ソニー MDR-EX155AP
ドライバー | 9mmダイナミックドライバー |
プラグ形状 | 3.5mmL型4極ミニプラグ |
コード長 | 1.2m |
リモコン | 〇 |
機能性とデザイン性に優れた有線イヤホンです。ブラックやゴールドなど、全8色のカラーバリエーションからお気に入りのデザインを選択できます。ファッション性も高いので、おしゃれな見た目を重視している方にもおすすめです。
高感度9mmドライバーユニットを採用しており、コンパクトながらバランスのよいサウンドを提供します。
SHURE SE215SPE-A
ドライバー | ダイナミックドライバー |
プラグ形状 | 3.5mmステレオミニプラグ |
コード長 | 116cm |
リモコン | × |
ケーブルを耳の後ろから装着する「SHURE掛け」タイプのイヤホンです。
厚みのある低域の再生が可能な「ダイナミック型MicroDriver」を搭載。高い遮音性を有しており、原音を忠実に再現するモニターライクなサウンドが楽しめます。
ケーブルは着脱式なので断線しても交換が可能。また、高性能なケーブルに交換すれば音の違いを感じることができ、好みに合った音楽を楽しめます。
リケーブルイヤホンの入門機としてもおすすめの1台です。
Sennheiser IE 100 PRO
ドライバー | ダイナミックドライバー |
プラグ形状 | 3.5mmステレオミニプラグ |
コード長 | 1.3m |
リモコン | × |
このイヤホンもケーブルを耳の後ろから装着する「SHURE掛け」タイプのイヤホンです。
SE215SPE-Aとは違ってどこか音に特化しているのではなく、フラットな音質です。
フラットだからと言って特定の音がつぶれるというわけではなく一つ一つ分離して聞こえます。
無線イヤホン
ソニー WF-1000XM5
ドライバー | 8.4 mmダイナミックドライバー |
防滴・防水 | IPX4相当 |
ハイレゾ | 〇 |
ノイズキャンセリング | 〇 |
電池持続時間 | 最大8時間 (NCオン) / 最大12時間 (NCオフ) |
WF-1000XM5は、業界最高クラスのノイズキャンセリング技術が注ぎ込まれた、ハイレゾ対応の完全ワイヤレスモデルです。
前モデルと比較してNC性能・音質・通話品質の全てが進化。外音取り込みモードを搭載し、周囲の音とともにBGMを楽しむ使い方も可能です。
また、AIによって、あらゆる音源データをハイレゾ級にスケールアップする機能も搭載。「ワンランク上のイヤホンが欲しい」というニーズに、しっかり応えます。
ソニー WF-L900
ドライバー | 開放、12mmダイナミックドライバー |
防滴・防水 | IPX4相当 |
ハイレゾ | × |
ノイズキャンセリング | × |
電池持続時間 | 最大5.5時間 |
WF-L900は、「LinkBuds」の愛称で知られるワイヤレスモデルです。
耳にはめ込むように装着するタイプのため、長時間の使用でも快適性を保ってくれます。
振動板の中央部分に穴が開いた特異なデザインによって圧迫感を軽減し、周りの音を聞き取りやすくなっているのがメリットです。
作業をしたり、屋外でランニングしたりしながら使う、ながら使用に良いでしょう。
オーディオテクニカ ATH-CKS330XBT
ドライバー | 5.8mmダイナミックドライバー |
防滴・防水 | IPX2 |
ハイレゾ | × |
ノイズキャンセリング | × |
電池持続時間 | 最大約20時間 |
最大20時間連続音楽を楽しめる左右一体型イヤホンです。
急速充電に対応しており、約2時間でフル充電できます。低遅延モードを搭載し、ゲームしたり動画を見たりする際にも快適です。
メリハリのある重低音を再生可能な「SOLID BASS HDドライバー」を採用。
また、マルチポイントに対応しているため、2台同時接続できます。シームレスに切り替えて使いたい方におすすめのモデルです。
ソニー Float Run WI-OE610BQ
ドライバー | 16 mmオープンエアダイナミック |
防滴・防水 | 防滴対応 |
ハイレゾ | × |
ノイズキャンセリング | × |
電池持続時間 | 最大約20時間 |
耳を塞がずにリスニングできるオープンイヤー型イヤホンです。
耳の前にスピーカーが浮く独自の構造を採用。スピーカーが耳に触れないので圧迫感がなく、開放感のあるリスニング体験ができます。
耳に掛けるタイプなのでズレにくく、ムレる心配もないため、スポーツなどのアクティビティにおすすめのモデルです。
IPX4相当の防滴性能を備えているのがポイント。また、16mmのドライバーを搭載しており、耳に触れない特殊な構造でありながら、バランスの良いサウンドを実現しています。
Anker Japan Soundcore Liberty 4
ドライバー | ダイナミックドライバー |
防滴・防水 | IPX4 |
ハイレゾ | 〇 |
ノイズキャンセリング | 〇 |
電池持続時間 | 最大7時間(イヤホン本体のみ) |
多機能で便利なおすすめの完全ワイヤレスイヤホン。LDACコーデックに対応しているので、ハイレゾ音源を再生できます。
また、3Dオーディオ機能も搭載していて、ライブ会場や映画館にいるようなリアルなサウンドを体験できます。
「ウルトラノイズキャンセリング2.0」と呼ばれる、独自のノイズキャンセリングにも対応。
周囲の環境にあわせてレベルを自動的に調節します。
またアプリと連携すれば、心拍モニタリングやストレスチェックといったヘルスケア系の機能を利用可能です。
Apple AirPods(第3世代)
ドライバー | 専用の高偏位Appleドライバ |
防滴・防水 | IPX4 |
ハイレゾ | 〇 |
ノイズキャンセリング | 〇 |
電池持続時間 | 最大6時間(イヤホン本体のみ) |
シンプルなデザインを採用したインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンです。
ジャイロスコープと加速度センサーが頭の動きを感知して、常に臨場感あふれるサウンドを届けます。音楽視聴や映画鑑賞をするときにもおすすめです。
低域と中域の周波数を自動調節する「アダプティブイコライゼーション」を採用。
楽曲の細部まで豊かに表現します。また、最大6時間の再生と4時間の連続通話が可能です。
まとめ
今回はイヤホンの選び方とおすすめのイヤホンを紹介していきました。
ぜひ、これを読んで良きオーディオライフを送ってください!!