2024年7月12日
DC07PRO|iBasso Audioから「CS43131」を4基搭載したドングルDAC「DC07PRO」が7/19に発売!!
iBasso AudioからCirrus Logic「CS43131」を4基搭載した0.96インチOLEDディスプレイのついた「DC07PRO」が7/19に発売!!
本記事ではこの「iBasso Audio DC07PRO」を紹介していきます。
DC07PRO
スペック
スペック | |
重さ | 23g |
DACチップ | CS43131×4 |
PCM | 最大768kHz/32bit |
DSD | ネイティブDSD 512 |
入力端子 | USB Type-C |
出力端子 | 4.4mmバランス 3.5mmシングルエンド 3.5mm SPDIF |
3.5mmシングルエンド出力 | |
THD+N | -120.2dB(0.000098%)@1kH 300Ω負荷時 |
出力レベル | 2.8Vrms(Low Gain) 3.5Vrms(Medium Gain) 4Vrms(High Gain) |
出力電力 | 510mW+510mW@16Ω 歪み率<0.1% 430mW+430mW@32Ω 歪み率<0.1% |
S/N比 | 134dB(A特性) |
ダイナミックレンジ | 134dB(A特性) |
周波数特性 | 10Hz -80kHz -0.5dB |
チャンネルセパレーション | 142dB |
4.4mmバランス出力 | |
THD+N | -116dB(0.00017%)@1kHz 300Ω負荷時 |
出力レベル | 1.4Vrms(Low Gain) 1.73Vrms(Medium Gain) 2Vrms(High Gain) |
出力電力 | 210mW+210mW@16Ω 歪み率<0.1% 118mW+118mW@32Ω 歪み率<0.1% |
S/N比 | 129dB(A特性) |
ダイナミックレンジ | 129dB(A特性) |
周波数特性 | 10Hz -75kHz -0.5dB |
出力インピーダンス | 136dB |
3.5mm SPDIF(4極) | |
サンプリングレート | 768kHz/32bit |
付属品 | Type-C to Type-C OTGケーブル Type-C to Lightning OTGケーブル USB-C to USB-Aアダプタ クイックスタートガイド 製品保証書 |
性能にマッチした、高級感のある筐体設計
DC07PROの筐体には、アルミ合金の一枚板からCNCマシンにより削り出した一体成型の筐体パーツを使用しています。
この筐体パーツによりDC07PROに高級感を演出し、マルチファンクションダイヤルのみを備えるシンプルなデザインで、ミニマムで美しいデザインを叶え ています。
採用しているOLEDディスプレイのコントラスト比が高く、ディスプレイをオフではDC07PROの全面が一枚のガラスの様な外観となり、ディスプレイを表示した際にも鮮明で閲覧しやすいデザインとなっています。
「CS43131×4」Quad DACを搭載
DC07PROはCS43131を4基採用し、自社開発FPGAと回路技術によりCS43131の 単体性能を極限まで引き出し、チップセットの指標を超越するサウンドスペックを実現し、優れた解像度と、ノイズレスで良質なサウンドを叶えています。
更にFPGAのサポートにより、PCM32bit / 768kHz | DSD512のサポートを実現しています。
コンパクト「FPGA Master」テクノロジー
iBassoが自社開発した「FPGA Master」テクノロジーは経験から培ったアルゴリズムを踏襲し、コンパクトで独立したオーディオマスターコントローラーとして構成され、シグナルの再編成とクロック同期の役割を果たします。
DAC/AMPではUSBコントローラーからDACへと繋ぐデコードラインが多く存在しますが、DC07PROはUSBコントローラーからFPGAを介しDACへと繋ぐ回路設計を採用し、FPGAのデジタルシェイプにより高精度で低ジッターなクロックを生成し、USBバスパワーによるクロックの滲みを取り除くことで、滲みのない良質なデジタル波形の生成を実現しています。
DAC/AMP クオリティマスターピース “ファイブゼロレベルTHD+N”
DC07PROはiBassoの長年のDAC/AMP開発経験を踏襲するだけでなく、プレーヤーの設計技術からも数多くの独自技術 を踏襲しています。
ポータブルデバイスの開発で培った技術を惜しみなく投じることで、ファイブゼロレベルの「THD+N:0.000098%」を実現しました。
更に、ダイナミックレンジ、ドライブ性能などのオーディオ指標も飛躍を実現しています。
マルチファンクションボリュームダイヤルを搭載
マルチファンクションダイヤルにAlps Alpine製エンコーダーを搭載し、[0~100]のボリュームコントロールと各種設定へのアクセスをDC07PRO単体で可能にしています。
ボリュームダイヤルはディスプレイ消灯時にはロックすることも設定から可能ですので、ご操作によるボリュームの変動を防ぐこともできます。
0.96インチOLEDディスプレイ搭載
DC07PROは設定項目とステータスの表示に対応した、0.96インチOLEDディスプレイと本体マルチファンクションダイヤルを搭載し、ディスプレイとダイヤルで、内部設定へアクセスと閲覧が可能です。
従来機を凌ぐ、低消費電力設計
同期整流技術を採用したDC07PROは最大94%の電力変換効率を誇り、駆動時全体の消費電力はDC04PROよりも15%抑えた80mAを実現し、駆動力は82%向上しています。
DACへの電源供給部にはRF回路および、低ノイズLDOを採用し、PSRR(電源電圧 変動除去比)は最大100dBで、高い純度の電源を確保することを実現しています。
2種のOTGケーブルを付属 幅広い互換性を確保
付属品には[C to C]と[Lightning to C]の2種のOTGケーブルを付属し、[消費電力:80mA]と低消費電力設計を実現したことで、スマートフォンやタブレットの動作状況や電力制限の影響を緩和します。
更に、ディスプレイとマルチファンクションダイヤルにより全ての機能へのアクセスがアプリケーションを必要としないため、接続機器を問わず、全ての機能と設定へとアクセスすることが可能です。
768kHz/32bit SPDIF出力対応 スマートフォンを高品位デジタルソースに
DC07PROの3.5mmはSPDIF出力に対応し、最大32bit/768kHzのデジタル出力をサポートしています。
設定からSPDIF出力モードをONにすることで、スマートフォンやタブレットを高品位デジタルソースとして実用することが可能です。
まとめ
今回は「DC07PRO」を紹介していきました。
ディスプレイとマルチファンクションが搭載されているのでとても操作性が高く、音質も妥協されているところがないので新しくステップアップでDACを買う人におすすめだと思います。