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2024年7月6日

FIIO FD15|新開発のダイナミックドライバーを搭載した「FIIO FD5」の後継モデル、「FIIO FD15」が7/12発売!!

新開発のダイナミックドライバーを搭載した「FIIO FD5」その後継となる「FIIO FD15」が7/12に発売されます。

本記事ではこの「FIIO FD15」を紹介していきます。

FIIO FD15

スペック

ドライバー13.8mm径ダイナミックドライバー1基
周波数特性10Hz〜40kHz
インピーダンス32Ω@1kHz
感度112dB/mW@1kHz
ケーブルMMCX単結晶銅線、銀メッキ単結晶銅線混合480芯ケーブル
イヤホン側端子MMCX
プラグ3.5mm/4.4mm交換式プラグ
ケーブル長約1.2m
重量約12g(ケーブル除く)
付属品プラグ交換式銀MMCXケーブル
交換可能型音導管(赤・黒) ※黒を装着済み
HS18イヤーチップ3ペア(S/M/L)
フォームイヤーチップ2ペア(M)
バランス重視型シリコン製イヤーチップ3ペア(S/M/L) ※Mサイズを装着済み
ボーカル重視型シリコン製イヤーチップ3ペア(S/M/L)
低音重視型シリコン製イヤーチップ3ペア(S/M/L)
3.5mm/4.4mm交換式プラグ
MMCXアシストツール
クリーニングブラシ
イヤホン収納ケース(HB11)
クイックスタートガイド

新開発の13.8mm径のダイナミックドライバー

FD15は、大口径化した新開発の13.8mm径のダイナミックドライバーを搭載しています。前モデルのFD5と比較して、振動板の有効振動面積は約40%増加しています。

これにより振動板で駆動される空気量を増大させることができ、電気信号を空気振動に変換させる効率を向上させています。

これにより全体的な音の表現力の向上と豊かな音場の再現、中音域の高い明瞭度を実現しています。

ドライバー性能改善に貢献するマグネシウム・アルミニウム合金製の振動板

高品質のサウンドを実現するために、FD15では新たにマグナリウム(マグネシウム・アルミニウム合金)を振動板に採用されています。

軽量でありながら剛性も兼ね備えたこの素材は、ボイスコイルからの駆動力を効果的に空気振動に変換することを可能にし、洗練された中音域の再現性を特長としています。

さらにガスケットにはFD5でも採用されていた硬質なDLC(ダイヤモンドライクカーボン)を使用し、有効な振動領域を30%拡大させています。

これにより、より力強く、より原音に忠実なサウンド体験を提供します。

強力にボイスコイルを駆動する磁束密度1.5テスラのマグネット

FD15に採用されたダイナミックドライバーに搭載されたマグネットは、最大1.5テスラに達する強力な磁束密度を有しています。

これにより、ボイスコイルをより力強く、そして繊細に駆動することで、強靭な低音と優れた高域分解能を両立しています。

高い再生能力を生み出す8.6mm径の大型ボイスコイル

FD15で採用したドライバーのボイスコイルの直径は、FD5の6.2mm径から8.6mm径に拡大されています。

この改良によりボイスコイルの巻線の長さが増し、駆動力の増加にもつながり、高効率な電気音響変換能力を達成しています。

これによりクリアで、自然で魅力的な中音域の質感表現を実現しています。

交換可能な特性音道管によるサウンドコントロール

FD15には、交換可能な赤と黒、2組の音導管が付属しており、好みや音源の違いに応じたサウンドを選択することができます。

赤の音導管は低音域を強調し、ボーカルの質感を高めた特性、黒の音導管は高音域を強調し、より繊細で明瞭度の高い特性を持っています。

理想的な音響特性を実現するアコースティック・プリズム・システム

FD15では、周波数帯域間で異なる時間遅延に対処するために開発されたユニークな機構「アコースティック・プリズム・システム」を「FD5」から継承しています。

これは、スピーカー分野においてツイーターを調整するために使用されている既存のテクノロジーを発展させたものです。

ドライバー振動板の前端近くに円錐形状のディフューザーを設置することで、FD15の音導管内での音波の伝わり方を整えることが可能で、高域の位相を整え全体の拡散性を改善するなどの利点があります。

低音域の音響を向上させる特許技術「F.T.B.S」を採用

FD15では新たにF.T.B.Sと名付けられた革新的な低音域の音響を向上させる特許技術を採用しています。これは、深みのある低音を実現しながらも、繊細な表現を可能としています。

これは緻密な計算によりデザインされた筐体の繊細な形状を高精度な加工技術によって再現することにより達成されています。

高音質化を実現しつつ高いデザイン性も両立する筐体設計

FD15のデザインは、丁寧に仕上げられたステンレススチール製のフェースプレートが特長であり、フォルムの美しさと優れた性能を両立し、シンプルでありながら印象的な美しさが特徴となっています。

素材には、耐久性に優れ、医療用器具にも採用されるサージカルステンレス316Lを採用し、手作業の磨き加工とコーティング仕上げにより、高い質感と耐久性を実現しています。

また、FD15の円筒形のデザイン形状は、内部の不要な共振と音の内部反射を大幅に減らし、原音に忠実で緻密な音楽再生を可能にしています。

美しさを演出する、細部まで作り込まれた筐体デザイン

FD15のデザインは、人間工学に基づいた細部へのこだわりが活かされています。

最適な装着感の実現のため、ダクトの角度を6.7°に設定し、ダクトの長さも最適に設計されています。

MMCXコネクタ部をカーブ状にカットすることで、耳の形状に合うように工夫されています。前面の形状も不要な隙間を排除しフィット感を高めるよう精緻にデザインされています。

高品位な伝送を可能にする、単結晶銅線と銀メッキ単結晶銅線の混合480芯ケーブルが標準付属

付属のケーブルには、古河電工製の単結晶銅線(0.08㎜径20本撚線)と銀メッキ単結晶銅線(0.05㎜径10本撚線×10本)混合の480芯のケーブルを採用しており、極めてピュアな音楽信号の伝達を実現しています。

このケーブルは、3.5mm/4.4mmの交換式ヘッドホンプラグに対応し、さまざまなソース機器で理想的な再生を実現可能です。

ハイレゾ認証

FD15は、そのディテール再現力と豊かでリアルな音質に対し、日本オーディオ協会が定めるハイレゾオーディオ認証を取得しています。

まとめ

今回は「FIIO FD15」を紹介していきました。

このイヤホンは音も変えれてプラグも変えれるので人を選ばないイヤホンだと思います。